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初音ミク Project DIVA 攻略情報 ├ 収録曲一覧 └ モジュールコンバート ミクルーム ├ ルームスタイル ├ ルームアクセ ├ ウォールアクセ ├ フロアアクセ └ ミュージックリスト ダウンロードコンテンツ └ ミクうた、おかわり └ *ハロー、プラネット。 その他 ├ ハードモード ├ ビジュアルライブラリ └ 小ネタ 名前 コメント すべてのコメントを見る 今日は よろしくお願いしますね^^すごいですね^^ -- (http //www.burberryofficialoutlets.com/バーバリー-バッグ-レディース-斜めがけバッグ-c-24_30_26.html) 2012-11-14 15 10 17
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初音ミク -Project DIVA- ドリーミーシアター 【はつねみく ぷろじぇくと でぃーう゛ぁ どりーみーしあたー】 ジャンル リズムアクション 対応機種 プレイステーション3 メディア ダウンロード専売ソフト 発売・開発元 セガ 発売日 2010年6月24日 定価 3,000円 備考 『初音ミク -Project DIVA-』およびPSP本体必須 判定 なし SEGA feat. HATSUNE MIKU Projectシリーズリンク 概要 評価点 問題点 総評 続編など 概要 PSPで発売されて好評を博した『初音ミク -Project DIVA-』の追加コンテンツ。PSP本体とPS3を接続することで、PSP版と同様のゲーム内容をHDクオリティの高画質グラフィックで楽しめる拡張ソフトウェアである。プレイの際にはPSP本体とPSP版『初音ミク -Project DIVA-』のソフトが必須となる。 ほぼ同時期に稼動したアーケード版レベルのグラフィックでPSP版をプレイできる、という触れ込みで、DL配信専用で販売された。 あくまで追加コンテンツなので、これ単体ではプレイすることが出来ない。また、購入するとPSP用の認証アプリも同時にダウンロードすることになる。 評価点 PS3の性能を活かしたグラフィック表現。 同じセガの「HDリマスター」シリーズとは異なり、ポリゴンモデルや背景などのグラフィック要素は全て新規になっており、PS3のソフトとして申し分ない高品質となっている。 正確に言うと、アーケード版『初音ミク -Project DIVA- arcade』のデータを応用している。ただしそのまま流用しているわけではない。 ミクのツインテールの滑らかな動きなども、PSP版から大幅パワーアップしている。 PSP版で開放済みのモジュール(コスチューム)を着せ替えることも出来る。もちろんミク以外のキャラのモジュールも、PSP版と同様にちゃんと用意されている。 PSP版ではイラストのみで構成されていた曲(「Ievan Polkka」「あなたの歌姫」「えれくとりっく・えんじぇぅ」「金の聖夜霜雪に朽ちて」「初音ミクの消失」の5曲)に新規のPVが用意された。 好きなPVを連続再生できるプレイリスト機能を搭載。 PSP版のエディットモードで製作したデータを読み込むことも可能。 問題点 起動する際に毎回PSPを認証する必要があり、非常に面倒。本作最大の問題点である。 しかも「DIVAを1度でもプレイしたPSP本体」でなければならない。買い換えた際には要注意。 基本的に好評のグラフィックだが「顔が人形みたい」「PSP版の方がアニメキャラ風で可愛い」という意見もある。 よく見てみると目の光の入れ方などが、AC版とも若干異なっている。人によっては無機質な印象を受けるようだ。 PSP版で遊べる曲の中で唯一「桜ノ雨」だけが未収録。またエディット専用として収録されていた曲も未収録。 エディットモードで作った自作データはそのまま読み込むとタイミングなどがズレてしまうため、本作用にチューンが必要。 本作では曲やモジュールの開放は出来ない。 総評 グラフィックの高品質化は好評を得たものの、起動の面倒さなど残念な点も目立ってしまった。 とはいえかなりの好評を得たようで、発売後はプレイ動画が動画サイトに数多くアップされるなど、なかなかの盛り上がりを見せていた。 続編など その後、PSP版の第2作『初音ミク -Project DIVA- 2nd』に対応するアップコンバートソフト『初音ミク -Project DIVA-ドリーミーシアター 2nd』が発売された。また、PSP版の第3作『初音ミク -Project DIVA- extend に対応するアップコンバートソフト『初音ミク -Project DIVA-ドリーミーシアター extend 』も発売。結局、PSP版のシリーズ3作品すべてに対して、対応する『ドリーミーシアター』が発売されたことになる。 そして本作で培われた技術は、PS3単体で遊べるパッケージソフト『初音ミク -Project DIVA- F』へと繋がっていった。
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ゲーム名 初音ミク -Project DIVA- ドリーミーシアター (→ソフトカタログへ) 対応フォーマット PS3 CERO B ジャンル リズムアクション プレイヤー人数 オフライン 1人 販売価格等 3,000円 容量 1800MB~ 配信開始日 2010/06/24 体験版 無し 備考/PSN等 起動にはPSP版 初音ミク -Project DIVA-をセットしたPSPが必要トロフィー対応 対応周辺機器 映像出力 NTSC, 480p, 720p 音声出力 Linear PCM 2ch 販売元 セガ 開発元 まとめサイト 初音ミク -Project DIVA- まとめwiki 関連スレor板 携帯ゲームソフト【PSP】初音ミク -Project DIVA- 207【総合】
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初音ミク -project DIVA- extend 初音ミク -project DIVA- extendID+ゲーム名ミスしてもコンボ継続 コンボガード(ヘルプアイテム)回数減らない アイテム変動でMAX オートプレイ ルームカメラ制限解除 ID+ゲーム名 _S NPJH-50465 _G Hatsune Miku -project DIVA- extend ミスしてもコンボ継続 _C0 Combo Continuity _L 0x2010AE04 0x00000000 _L 0x2010AF30 0x00000000 コンボガード(ヘルプアイテム)回数減らない _C0 Help Item Not Dec. _L 0x200F51FC 0x00000000 ※時々1つだけ減ります。 アイテム変動でMAX _C0 Item MAX _L 0x200223D4 0x34050009 オートプレイ _C0 Auto Play _L 0x201BDF10 0x450000EA _L 0x201BDF2C 0x450100E3 _L 0x201BC47C 0x00000000 _L 0x201BDE54 0x00000000 _L 0x201BDE68 0x00000000 _L 0x201BE6B0 0x4500015D _L 0x201BE6CC 0x45010156 _L 0x201BE368 0x00000000 _L 0x201BED9C 0x450001E9 _L 0x201BEDB8 0x450101E2 _L 0x201BE384 0x00000000 _L 0x201BED64 0x00000000 ルームカメラ制限解除 _C0 ROOM CAMERA FREE ANGLE _L 0x2015B0D0 0x1000000A _L 0x2015B14C 0x1000000A _L 0x2015B1C8 0x1000000A 初音ミクProjectDIVAextend改造スレ http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/gameurawaza/1320771731/
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初音ミク Project DIVA MEGA39 s 【はつねみく ぷろじぇくと でぃーゔぁ めがみっくす】 ジャンル リズムアクション 対応機種 Nintendo Switch 発売元 セガゲームス 発売日 2020年2月13日 定価 通常版 5,990円10thアニバーサリーコレクション 9,990円(ともに税別) プレイ人数 1人 レーティング CERO C(15歳以上対象) 判定 良作 ポイント シリーズ10年の集大成ハード違いによる×ノートの扱いの違いには注意 SEGA feat. HATSUNE MIKU Projectシリーズリンク 概要 ミックスモード概要 その他 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 『初音ミク Project DIVA』などSEGA feat. HATSUNE MIKU Projectシリーズの10周年を記念したタイトル。 モードは通常の4ボタン操作であるアーケードモードと、Joy-Conを持ってプレーするミックスモードの2種類。 アーケードモードはスライドノートありなどのFuture Tone仕様。 限定版「10thアニバーサリーコレクション」にはシリーズ各作品に収録された曲を収録した5枚組CD「初音ミク Project DIVA MEGA39 s CDコレクション」と本作のテーマソング「Catch the Wave」がダウンロード可能なSONOCAカードを同梱。 ミックスモード概要 両手にJoy-Conを一方ずつ持ってプレーする。このとき、L/Rボタンを上に向けたいわゆる「いいね持ち」で持つ必要がある。 赤いノートの場合、Joy-Con(R)を持った右手をひねってカーソルの場所をノートに合わせ、タイミングを合わせてZRを押す。青いノートの場合は左手で同様に行う。 EASYでは赤いノートしか出現せず、この場合は右手のみのプレーとなる(左手は一切反応しなくなる)。 黄色く光るロングノートの場合はその区間中ZL/ZRのうちカーソルを合わせている側をホールド。(NORMAL以上では)単体の場合どちらでも行える。 傾いているためにそれに合わせて手首をひねる必要がある場合もあり、中には途中で傾きの方向が変化するものも。 ロングノーツ2つのため双方を別々の位置に合わせてLZ+RZのホールドとなる場合や、ロングノート中に他方の単発ノートが出現するためロングを処理する側が必然的に決定されるケースもある。 アーケードモードはHARDをクリアした曲のEXTREME/EXTRA EXTREME開放だが、ミックスモードではNORMALをクリアした曲のHARDが開放となっている。 その他 モジュールにプレイヤーが任意でデザイン可能なTシャツが5枠用意されている。 2020年4月末のアップデートでタッチパネルを横方向に4分割して各ボタンに割り当てるタッチプレーが追加された。 評価点 シリーズ集大成といっていいボリューム ゲーム本体だけでも101曲収録(*1)。 PS4版『Future Tone』と比べるとさすがに見劣りするが、あちらは体験版クラスの無料ダウンロードに対する2つのDLCを基本とする構造なのに対し、こちらはSwitch用の1本のゲームであることを考慮すれば十分ではある。(*2) このほか、DLCの楽曲追加パックが2020年2月~5月に6つ(1つ900円、シーズンパス(4,500円)によるまとめ買いあり。なお2020年3月/4月は2個ずつの配信)、7月~9月で5つ(計34曲、8月/9月は2個ずつの配信。各900円 or シーズンパス(3,900円))、また7月には3曲+モジュール1つの無料配信パックも用意されている。 モジュール(コスチューム)も300種類以上収録。 余談だが、『f/F』でレーティングが上がった元凶とも言えるMEIKOのブルークリスタルもしっかり収録されている(ので本作のレーティングもC判定)。 極力60fpsを維持する努力 PVやモジュール・アクセサリの組み合わせによっては背景のみ30fpsとすることで、リズムゲーム自体は60fpsで動作するようになっている。 賛否両論点 お高いアイテムアンロックキー 全アイテムを即座にアンロックできるキーのお値段が1,000円(税抜)とお高い。 それでも『X』(モジュール1,500円+アクセサリ1,000円(それぞれ税抜))や『Future Tone』(1,450円(税抜))に比べると安い。 問題点 起動が遅い OPムービーが流れるまでの間に飛ばせない画面が多い。 コントローラーのレイアウト上の問題 PS4版『Future Tone』と同様に、通常のコントローラーではレイアウト上押しづらい組み合わせがあったりする。 ×ノートに対応するボタンが非常に混乱しやすい。 メロディアイコンのうち×は色が青であるが、これは今までのProject DIVAシリーズ作品が出ていたプレイステーション系(PSP/PS3/PS Vita/PS4)なら下ということになるのに対し、メロディアイコンの表示体系を任天堂系にしていると×マークに対するボタンはXボタン(上)になってしまう。 ここでいう「プレイステーション系」は△□×○(色は順に緑桃青赤)での表示、「任天堂系」はXYBA(色は順に青緑黄赤(*3))での表示のこと。どちらの表示にするかで×マークの意味も根本的に違うのだが、「任天堂系表示でX(上)を押すべきなのにB(下)を押してしまう」「PS系表示でB(下)を押すべきところでX(上)を押してしまう」という混乱の種であり過去作経験者ほど危ない。 混乱を防ぐためにはメロディアイコンのうち最低でも×マークに対するものを矢印にしておくことをお勧めする。 PS系と任天堂系のどちらかをベースに、任意で隣接する2つを矢印にすることができる(ただし右 下は不可)。PS系なら△←↓○、任天堂系なら↑←BAもしくは↑YB→を推奨。 PS系のカラーリングで4つすべて矢印(↑←↓→)にすることも可能であり、全て上下左右の方向での表示となるためこの問題に対しては最も強力な解決策となる。ただし任天堂系カラーリングの4方向矢印という設定は不可なので注意。 アーケードモードにおいて、一部楽曲ではEASYもしくはNORMAL譜面が収録されていない 文字通り。2020/5/13現在、全DLC適用で総曲数141曲に対しアーケードモードのEASY譜面は114曲、NORMAL譜面も「恋するVOC@LOID」「Packaged」を除く139曲となっている。 ただ、これはアーケード版の仕様そのままとも言えるため、「アーケード版にせよ本作にせよ追加しようと思わなかったのか?」というツッコミどころと言った方がいい。 EXTRA EXTREMEはわずか60曲(シーズン2までの時点)だが、「元々スライドノートがない曲にスライドノート付きの高難度譜面を追加した」「元々スライドノートありだが更に高難度の譜面を追加した」といったものがあり、こちらの有無もアーケード版準拠と思われる。 ただし、ランキングにおける曲リストでは全曲EXTRA EXTREMEがあるかのように表示されるという別の問題がある。 衣装チェンジ対応曲の場合サブ衣装のキャラがメインと同キャラで固定になる 「裏表ラバーズ」のように衣装チェンジに対応している曲の場合、サブ衣装はメイン印象と同じキャラの別モジュールを選択できるがキャラを別にすることができない。 例えば、「裏表ラバーズ」では過去作ではデフォルト設定こそ同キャラになっているものの別キャラを指定することもでき、ミクとルカ双方のコンフリクトを指定するといったこともできたのだが、本作ではそれが不可能になっている上、メインをルカにしてサブを選択する際にLZ+RZでのおすすめ衣装選択を行うことで見かけ上サブをミクに切り替えることができても実際にはルカになってしまう。 タッチプレーの準備の面倒さ 2020年4月末のアップデートで追加されたタッチプレーだが、本体の設定によりタッチパネル感度をタッチペン用にする必要がある。 また、ONにしているとボタン操作を一切受け付けない。 収録曲の格差 巡音ルカ・KAITO・MEIKOの年長組の曲が少なく、追加曲のほとんどがミク曲で明らかにミク偏重である。 追加曲の半分が固定PV 新しく10曲の曲が追加されたがその半分が固定PVである、さらに「ロキ」に至ってはみきとPとは関係のない光収容氏とNEGI氏がデザインした『ブラックスター』と『ブルームーン』でモジュール固定されており、(この楽曲ではモジュールの変更がPVに反映されない仕様となっている。) 早い話手抜きといっても過言ではない。 さらには新モジュールも初音ミクの1体だけで新鮮味に欠ける。 現在は修正されているがスカートを穿いたモジュールがパンツ全開になるバグやジターバグの譜面がPVとずれるバグ、「大江戸ジュリアナイト」などのPVでボタンを連打すると白時に選んだモジュールが棒立ちしているバグなど初期はバグが多かった。 DLCの曲が全て過去作の使いまわしでまったく新しさが感じられない。 総評 シリーズ10周年記念作品に相応しい出来ではある。 移植元と比べると曲数としては物足りない気もしないではないが、 新曲の追加やミックスモードという新たな要素はその埋め合わせには十分だろう。 余談 「初音ミク Project DIVA MEGA39 s CDコレクション」のうち4枚目まではPS Vita版の『初音ミク -Project DIVA- F 2nd』においてエクストラマーカーでそれぞれ『無印』『2nd』『extend』『F』として認識される。これは『F 2nd(PS3版)』が当てられた5枚目も含めて各作品のパッケージイラストをレーベル面に当てたため。 店舗によっては特典としてTシャツデザインのダウンロードコードが用意されていたが、2020/5/21より無料配信となっている。 発売して7か月後SEGAからソーシャルゲーム「プロジェクトセカイ」が公開されるとDLCの音沙汰が無くなった。その後もDIVA公式Twitterには何の連絡もなくただプロセカの情報を流すだけになっており、事実上DIVAシリーズは打ち切りとなってしまったかに思えたが…?(詳細は下記) 「プロセカ」はガチャ等を備えたオーソドックスなソシャゲであり、他にも人間の少年少女たちを交えたストーリーや収録曲の多くがボカロと声優の混声カバーである等、DIVAシリーズとは作風が大きく異なっている(*4)。 製作発表当初はソーシャルゲームということもあり多方面から不安視された時期があったが、いざリリースされると、元々のファンだけでなく10代を中心とした従来とは異なる層からの人気も獲得(*5)。いちゲームに留まらずボカロシーン自体が大きく活性化するほどの成功を収め、一躍スマホ音ゲー屈指の人気作となった。 DIVAの新作の見通しが立たないのは寂しい所ではあるが、ボカロのゲーム、そしてボカロ界隈そのものは良い形で新たな局面を迎える事が出来たといえるだろう。 北米でのタイトルはDIVA Mega Mixであり、日本語でいうミクと数字の39をかけたタイトルになっていない。 英語圏の人間に39でMikuと読むネタが通じないためなのだろうが、北米での通常版の希望小売価格は39.39USドル。(*6) 2022年5月27日にSteamにてPC移植版である『初音ミク Project DIVA MEGA39 s+』がサプライズ発表および配信が開始された。 PVのモジュールのグラフィックをPS4版仕様に切り替え可能になっていたり、全曲のMVが60fps化されたりしている。ただし、ミックスモードは削除されている。 Switch版のシーズン2までのDLC曲が収録済みであるのに加えてSwitch版では未収録だったPS4版『Future Tone』の曲もDLCで追加されている。 一部未収録の曲もあるが、PS4版『Future Tone』で未収録だった「鏡音八八花合戦」が復活している。 この作品の配信によりDIVAシリーズが完全に潰れてしまったわけではないことが確認された。
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「修正依頼」が出ています。対応できる方はご協力をお願いします。 依頼内容は「記事名の変更」「パッケージ版『DX』に関する記述の追加」です。 初音ミク Project DIVA Future Tone Prelude / Future Sound / Colorful Tone 【はつねみく ぷろじぇくと でぃーう゛ぁ ふゅーちゃー とーん ぷれりゅーど/ふゅーちゃーさうんど/からふるとーん】 ジャンル リズムアクション(音楽ゲーム) 対応機種 プレイステーション4 メディア ダウンロード専売ソフト 発売元 セガゲームス 発売日 2016年6月23日 定価 『Prelude』 無料『Future Sound』・『Colorful Tone』 各3,900円 追加楽曲パック1st/2nd/3rd:各1,500円(シーズンパス3,900円)『拡張パック「DX」』:900円(税別)※これらは2018年8月9日より4点セットの「追加楽曲パックセット」(190円)に移行 『拡張パック「MEGA39 s」』:3000円(税別) 判定 良作 SEGA feat. HATSUNE MIKU Projectシリーズリンク 概要 特徴・変更点 評価点 問題点 総評 余談 概要 『初音ミク Project DIVA Arcade Future Tone』(以下AC版)の家庭用移植版。 無料ダウンロードの本体『Prelude』と、有料追加パック『Future Sound』と『Colorful Tone』で構成される。 『Future Sound』には、これまでの家庭用版『初音ミク -Project DIVA-』シリーズが初出である楽曲・モジュールを中心に収録。 一方の『Colorful Tone』には、AC版や『Project mirai』シリーズが初出である楽曲・モジュールを収録(*1)。 また本体『Prelude』だけでも2曲がプレイ可能で、実質的に無料体験版に相当すると言える。 これらすべてを合わせると、2016年1月アップデートまでのほぼ全ての楽曲及びモジュールが収録されている(*2)。 さらに、『追加楽曲パック1st/2nd/3rd』(合計12曲収録)が各1,500円or3点セット3,900円で配信された(現在の販売形態については後述)。 2017年11月22日にパッケージ版『初音ミク Project DIVA Future Tone DX』が発売、その後ダウンロード版にも『DX』の新機能と新曲を追加する『拡張パック「DX」』が900円で配信された(2曲収録、現在は単体での配信は終了し追加楽曲パック3つとのセット「追加楽曲パックセット」(190円)に移行している)。 2020年7月2日には姉妹作であるSwitch用『初音ミク Project DIVA MEGA39 s』からの新規楽曲とモジュールを収録した『拡張パック「MEGA39 s」』(3000円)の配信が開始された。(*3) 特徴・変更点 基本となるシステムはAC版と同様だが操作は家庭用シリーズに近く、デフォルトでは○△□×がそれぞれ該当位置の方向キーに対応している。 キーコンフィグで操作ボタンを変更したり、一ボタンに同時押しを割り当てたりすることも可能。その他にも、同時押しに関してHARD以下ではガイドが一瞬表示されるオプションや、ボタン数が合っていれば押し間違えてもライフが減らないALMOST判定の追加オプションが利用できる。 スライド操作はスティック操作の他、DS4のタッチパッドや、モーションセンサー、指定したボタン等でも入力可能。 本作の操作方法に慣れるためのチュートリアルも存在。曲は当然ながら『Ievan Polkka』。 楽曲ごとに好きな開始点よりプレイが可能となるプラクティスモードが搭載。開始点は秒単位で指定でき、ワンボタンでリピートが可能。 AC版に存在したライフがゼロになってもプレイ可能な完奏モードや、リズムゲームオプションもそのまま収録。 PV鑑賞モードも健在。撮影も勿論可能で、ロード画面の画像に選んだり、PS4の機能でシェアすることも可能。ただし通常のプレイ動画をシェアした場合、音楽は流れない。 『Future Sound』『Colorful Tone』両パックを購入すると、『初音ミク Project mirai 2』のようにモジュールの頭部を別モジュールのものと変更できるようになる。 ただし異なるキャラ同士の変更は不可能で、一部変更できないモジュールも存在する。 同様に両パック購入特典として指定された複数の楽曲をライフゲージ及びコンボ数を継続してプレイするサバイバルコースに挑戦できるようになる。 コースは複数存在し、いずれも通常のスコア・達成率とは別に、サバイバル専用のランキングでオンラインランキングに対応している。 その他楽曲ごとのタイミング調整や、楽曲PVのプレイリスト作成もアップデートにより可能となった。 評価点 両パックの合計収録曲数は224曲と、他の家庭用の音ゲーと比較しても随一といえる。 『Prelude』収録の2曲を除くと『Future Sound』は127曲収録、『Colorful Tone』は95曲収録と、単体で見ても安価かつ大ボリューム。 難易度も多様であり、プラクティスモードでクリアに向けての練習は勿論、HOLDによるハイスコアを目指すための検証を容易に行うことが可能になった。 モジュールに関しても両パック通じて345個存在。髪型変更やカスタマイズアイテムも併せて楽曲との組み合わせはまさに無限大。 最近の家庭用版では有料DLCとなっている「亞北ネル」「弱音ハク」「重音テト」といった派生キャラも『Prelude』に収録されているので無料でも使用できる(*4)。 なお2月以降AC版に追加された楽曲とモジュール、EXTRA EXTREME譜面はDLCの追加楽曲パックを購入することで入手できる。 1080pのフルHD画質というAC版以上のグラフィックでありながら、60fpsでの安定したプレイが可能となっている。 PS4の性能を活かしてか、AC版では実現しなかった「夢の続き」や「DECOLATOR」といった4人以上の楽曲でも全てのキャラでモジュールやカスタマイズアイテムの設定が可能となった。 モジュールやカスタマイズアイテムのアンロックに必要なVPも、AC版と異なり通常のプレイで十分稼ぐことが可能。 それでも全てを入手しようとするとかなりの根気が必要。一応全モジュール・カスタマイズアイテムをアンロックするDLCも存在する。 問題点 AC版の譜面をそのまま移植しているため、通常のコントローラーでのプレイは家庭版・AC版いずれのプレイヤーでも慣れが必要となる。 また、スティックまたはタッチパッドを使用しての入力でのみスコアにボーナスが入るため、高スコアを目指す場合操作に制限が入る点で一部批判がある。 『DIVA X HD』専用ミニコントローラーでAC版の操作系を再現する場合、ゲーム内のキーコンフィグではPS4の仕様上、十字キーの↑と↓および←と→の同時入力を受け付けない為に同時押しやHOLDに支障が出てしまうのでコントローラーのキーアサイン機能を使う必要がある。 2020年に期間限定の受注生産とはいえ『MEGA39 s』の発売に合わせてこちらでもアーケードタイプの専用コントローラーが発売され、配信開始から3年半を経てようやくAC版と遜色の無い環境でのプレイが可能となった。既にプレミアが付いてしまっている為に今からでは入手困難であるが。 デフォルトの設定では△と□がそれぞれ同色の↑と←にアイコンが変更されている。 直観的に操作しやすいようにするための変更であろうが、家庭版に慣れたプレイヤーは同方向同時押しと、AC版に慣れたプレイヤーには(色こそ異なるが)スライドと混同してしまうため非常に紛らわしい。 もっともオプションで従来の表示に変更可能であり、実際左右で押すボタンを分担するプレイヤーにとっては便利なオプションであるのだが。 いずれの楽曲も最高難易度のEXTREME及びEXTRA EXTREMEをプレイするにはHARDをクリアしなければならない。 AC版は勿論のこと、家庭版の作品でもEXTREMEは最初からプレイ可能なためこの仕様は問題視されがちである。 初期のバージョンではホールド中にポーズをかけてポーズメニューのボタン入力タイミングを変更すると通常のプレイでは不可能なホールドボーナスの取り方ができてしまう(*5)という現象があり、スコア競争の公平性が失われていた。 現在ではポーズメニューでタイミング変更するとそのプレイでのスコアが無効になるようになっている。また、修正前のスコアはアップデート後もリセットされていないが、代わりにアップデート以後全てのスコアを1.1倍にするという措置が取られている。 AC版のトライアルにあたるシステムは非搭載。 先述の繰り返しになるが、PS4のシェア機能でリズムゲームやPV鑑賞をシェアした場合、無音になってしまう仕様になっている。 これについては権利上の配慮と思われ、納得しているプレイヤーも多い。 総評 単なるAC版の移植にとどまらず、これまでの『初音ミク -Project DIVA-』シリーズの総決算であり最終保存版ともいえる作品である。 実質『F 2nd』までのDIVAシリーズ楽曲がプレイできる『Future Sound』と、クリエイターによる珠玉の作品が多数収録された『Colorful Tone』。 単独で見てもかなりの楽曲を収録していながら価格は他の音楽ゲームと比較して若干リーズナブルと言えるほど。 両方のパックを購入しなければ利用できない機能も存在するが、間違いなくそれらの機能はその価格に見合ったものだと言えるだろう。 いずれにせよ、まずは無料で遊べる『Prelude』に触れて、本作がどういったものか確かめてみるべきである。 余談 本作の発売日は奇しくもAC版の稼働開始からちょうど6年後である。 本作の発売に至った理由として、「いずれ時が経ち消えゆくAC作品を保存し、後世に残しておけるタイトルを作りたかった」ことがある。 本作の開発に関するプロデューサー・ディレクターらの他のコメントはこちらのリンクを参照。
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初音ミク Project DIVA エピソード 1st Stage 2nd Stage
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本稿ではアーケード作品の『初音ミク Project DIVA Arcade』を紹介しています。 現行バージョンは『初音ミク Project DIVA Arcade Future Tone』ページで紹介しています。 初音ミク Project DIVA Arcade 【はつねみく ぷろじぇくと でぃーう゛ぁ あーけーど】 ジャンル リズムアクション(音楽ゲーム) 対応機種 アーケード(RINGEDGE) 発売元 セガ 稼動開始日 2010年6月23日 デフォルトプレイ料金 100円 判定 良作 SEGA feat. HATSUNE MIKU Projectシリーズリンク 概要 基本システム AC版の特徴・差異点 ユーザー参加型の制作姿勢 評価点 賛否両論点 問題点 総評 バージョンアップや続編について 余談 概要 PSP専用ゲーム『初音ミク -Project DIVA-』を、アーケードゲームとしてリメイク・移植した作品。 ただしゲームシステムや実際のプレイ感覚に関して、PSP版と本作には少なからず違いがある。総合的なクオリティも考慮に入れると「PSPのゲームの移植版」という域を超えた別物として扱う方が実情に即しているとも言える。 初音ミクをはじめとするボーカロイド(*1)たちを題材・モチーフとしたゲーム。ジャンルはリズムアクション(いわゆる音ゲー)である。 発売時期は、PSP版の一作目と、続編『2nd』のちょうど中間にあたる。そのため両者の折衷・良いところ取りのような部分もあれば、どちらにも見られない独自の要素もある。 基本システム 『初音ミク -Project DIVA-』を参照。いたってシンプルで理解しやすいリズムアクションゲームである。 AC版の特徴・差異点 アップライト筐体 ゲーム筐体は、現在までセガで広く採用されている汎用筐体を使用。『ボーダーブレイク』『シャイニングフォース・クロス』等に使用されているものと同じタイプである。しかしそれらが椅子に座って遊ぶゲームであるのに対し、本作に原則として椅子は用意されず、立ったまま遊ぶアップライト筐体ゲームとして扱われている。 横一直線に並んだボタン PSP版が、PSPのボタン配置にあわせて右手でボタンを押すスタイルを原則としていたのに対して、本作は4つのボタンが操作パネル上で横一直線に配置され、両手を使って叩くことになる。片手プレイのPSP版よりも操作が楽である場合が多く、ノリのよい軽快なプレイが体感できる。 ボタンには左から「△□×○」という記号が明記されており、PSP版に慣れたユーザーに対して親切な措置と言える。 ボタンはかなり大きめで、押すというよりポンと軽く叩く雰囲気である。これをタイミングよく押すだけという、シンプルなゲーム内容である。 ICカードによるプレイ記録 昨今のアーケードゲームでは珍しい事ではないが、本作でもプレイヤーにゲーム用ICカードを発行し、それを利用してプレイ結果を記録するというシステムを採用している。また、電子マネー機能つきの携帯電話を用いて、ICカードと同様にプレイデータを残すことも可能。 現在は、このICカードはセガの統一カードである「Aimeカード」に統合され、同社の他のアーケードゲームの多くも同じカードでプレイ可能となった。さらになんとバンダイナムコが展開する「バナパスポート」とも相互利用が開始され、「太鼓の達人」などとも互いに共用が可能。 なお、記録したプレイ結果はオンラインサービス「DIVA.NET」でも確認可能。「DIVA.NET」ではその他、多彩なカスタマイズ要素や、実績に相当する「DIVAレコード」など様々なコンテンツが用意されている。 これまでのSEGAのアーケードゲームではこういったオンラインサービスを利用する場合、月額課金をしなければならないのが普通であったが、この「DIVA.NET」は実質無料で利用できる(*2)初めてのサービスとなった。これは「DIVA.NET」β版公開時にアンケートをとった結果、携帯電話での課金が難しく、クレジットカードも持っていないであろう高校生以下のプレイヤーが多かったためである。 新システム「同時押し」と「HOLD」 これはPSP版『2nd』の「同時押し」「長押し」とは全く異なるシステムである。以下に解説する。 同時押し PSP版では押すボタンは同方向一つずつが原則であったが、本作では2つ~4つのボタンを同時に押すことが要求される譜面が多発する。 その多くは曲が盛り上がる箇所で、曲の最後の部分で4つのボタンを同時に叩いたりする。同時押しに関しては通常と異なるマーカーが出現するのでそれを見て構えることが可能。 高難易度の譜面になると、複数のボタンを高速リズムで同時連打することが要求されたり、連打の途中で押すべきボタンが切り替わることもある。最高難易度ともなると一見して人間の限界を越えたような譜面も存在する。 とは言え全曲とも3~4段階の難易度選択が可能なので、同時押しやHOLDの要素がほとんど存在しない、初心者にも楽しくプレイできる簡単な譜面も取り揃えられている。 HOLD 本作独自のアイデアとして特筆すべきシステムと言えるもの。 ターゲットの中に、小さく「HOLD」と書かれたものがある。これを長押しすると、押している間どんどんスコアが増加していき、一定時間押し続けると一気に大量のボーナス点が得られる。 あくまでボーナス要素なので、どのタイミングでHOLDを解除しても、あるいは全くHOLDしなくてもコンボは途切れない。またクリアに必要な達成率への影響という面でも、最大5%までに制限されているため重要度は大きくない。 つまりクリア重視やPERFECT評価が目標の場合、HOLDは全て無視しても構わない。しかしスコア重視プレイではHOLDターゲットを長く押し続けるために、左右の手を交差させたり、親指でボタンをHOLDしたまま他の指で別のボタンを叩いたりといった、通常とは異なる手捌きを駆使することになる。 その他のシステム 難易度 選べる難易度は、簡単な順に「EASY」「NORMAL」「HARD」「EXTREME」の4段階。ただし曲によってはEASYかNORMALの難易度が欠落しており3段階になっている場合もある。 難易度が高いほど譜面が難しくなるのはもちろん、クリアや各評価に必要な達成率の基準値も引き上げられ、ライフゲージの変動率が厳しくなる。 達成率 プレイ内容に応じて加算されていくプレイの総合評価。ライフを残して最後まで完奏した上で、この達成率が基準値を超えていればクリアとなる。 達成率はスコアを基にして計算されるため、基本的にスコアが高ければ達成率も高くなる。 ただしHOLD関連ボーナスは先述通り最大5%分までしか達成率に反映されないため、HOLDによるスコアボーナスを重視すると逆に達成率が低くなってしまう譜面もある(もちろんHOLDを出来るだけ利用したほうが達成率が高くなる場合もある)。譜面によって様々であり複雑。 評価とトライアル 楽曲終了時に、達成率に応じて上から「PERFECT」「EXCELLENT」「GREAT」「STANDARD」「MISS×TAKE」の5段階の評価が与えられ、ICカードに成績として記録される(成績記録や後述のトライアルはもちろん曲と難易度ごとに独立)。 評価「PERFECT」は、全てのアイコンをCOOLもしくはFINEで操作して、最大数のコンボを達成した場合に与えられる(他の音ゲーの『フルコンボ』と同義。達成率やスコアが高くても、フルコンボでなければ「PERFECT」にはならない)。評価「MISS×TAKE」は、曲の途中でライフ切れゲームオーバー(FAILED)になってしまった、もしくは最後までプレイできたが達成率が合格ラインに達していなかった場合に与えられる(記録上は未クリア扱い)。 プレイの際は任意で「トライアル」に挑戦できる。挑戦は一定量のVP(モジュール購入用ポイント)を「賭けて」行われ、達成すると多くのVPを得られるが、失敗するとVPを失ってしまう。 トライアルは、簡単な順に「クリアトライアル」「グレートトライアル」「エクセレントトライアル」「パーフェクトトライアル」の4段階。「クリア~」は「STANDARD」以上で合格、「グレート~」は「GREAT」以上で合格といった具合である。 トライアルは楽曲ごと、難易度ごとに記録される。最初は「クリア~」、これを達成したら次は「グレート~」と順番に挑戦していくことになる。達成していないトライアルをスキップすることはできず、一度達成したトライアルには二度と挑戦できない ただしDIVA.NETを利用すれば「トライアル拡張」を行い、達成済みの「パーフェクトトライアル」に何度でも挑戦することができる。 このトライアルに積極的に挑むことで、多くのVPを効率よく獲得できる。しかし失敗するとVPを失ってしまうため、プレイヤーに適度な緊張感をもたらしている。また、いろいろな曲のいろいろな難易度に挑戦すべき必然性も生み出している。 チャレンジタイム(CHALLENGE TIME) EASYとNORMAL譜面の終盤に設定されている、PSP版のチャンスタイムに近いシステム。 ライフゲージが増減しなくなるかわり、その間の譜面難易度が一段階分上がっている。 EASY譜面では通常は○と×しか出現しないがチャレンジタイム中は△と□も出現し、NORMAL譜面では通常出現しないHOLDと同時押しがチャレンジタイム中に限り出現する…という具合。 PSP版のようなスコア稼ぎというよりは、文字通り上の難易度へのチャレンジに近い。 完奏モード ライフが尽きてもゲームオーバーにならず、必ず最後までプレイできるモード。ただしスコアはランキングに反映されず、また1クレジットで1曲しかプレイできない(通常モードは2曲プレイ)。 さらに10VPを消費して「PV鑑賞モード」をセットすると、リズムゲームをプレイせずに、画面上オブジェクトが表示されないPVをじっくり最後まで鑑賞できる。 Ver.BよりPV鑑賞モードに「画面撮影機能」が追加。1曲につき8回まで撮影可能で、その中の1枚を選んでDIVA.NET経由でPCや携帯に送信できる。 PV鑑賞を選んだ場合はリズムゲームはプレイできない。音ゲーなのに音ゲー要素が一切ない(かろうじてゲームらしいと言えるのは、画面撮影のベストタイミングを狙うことだけ)という大胆かつ独特すぎるジュークボックスモードである。 コンテストモード ほぼ月一回のペースで開催される特別なモード。指定された課題曲・難易度の中から好きなものを選んで複数回プレイして、合計成績を全参加者で競い合う。1クレジットで遊べる曲数は通常モードと同じく2曲。 成績の基準は「スコア」「達成率」「COOL率」などさまざま。特に「COOL率コンテスト」では、先述の捨てノーツやHOLD切り替えなどが意味を持たない、純粋な操作精度の争いが繰り広げられる。 通常のコンテストは「初級」「中級」「上級」の3つが同時開催される。「初級」の課題曲は難易度EASYやNORMALなので気軽に挑戦できるが、「上級」は最高難易度のEXTREMEが当たり前である。 さらに隔月ペースで「超上級コンテスト」も開催。EXTREMEの中でも特に難易度の高い★9の曲をプレイする、真の上級者のためのコンテストである。 コンテストに参加するだけでボーナスVPが得られ、さらに成績によっては限定品のスキンや称号も手に入るので、上位を目指さない人もとりあえず挑戦したほうがお得ではある。 ユーザー参加型の制作姿勢 本作は世界初のCGM(=Consumer Generated Media、つまり消費者がコンテンツ作りに参加するということ)アーケードゲームを標榜しており、ユーザーに単に遊んでもらうだけでなく、限定的な形ではあるがゲーム製作に参加してもらうという姿勢をとっている。 収録曲の中にはニコニコ動画やピアプロで発表され、すでに一定のファンを集めた名曲が少なからず含まれている(「メルト」や「ワールドイズマイン」など)。 さらにコンテストを開催して、一般ユーザーからボーカロイドを用いた曲を公募し、採用する事も行っている。そして採用された楽曲を課題曲として、ユーザーによるPSP版のエディットモードを利用したPV公募も行っている。優秀作はスタッフの手によってAC版クオリティにリファインされ、実際のゲームに使用される。 ちなみに、これらの採用者には金色に輝く特製ICカードが贈呈される。これを所有することは本作に関わるゲーマー・クリエイターにとって最大の誇りと言えよう。 評価点 圧倒的に美麗になったグラフィック ハードウェアとして、セガの当時最新のアーケード基板「RINGEDGE」を採用。このため画面上におけるボーカロイドたちの姿は、PSP版とは比較にならないほど美しいものとなっている。 PSP版と同じ曲については、基本的に同じ構成・内容のPVとなっている。しかしグラフィックはまさに別次元であり、AC版の高い表現能力を実感させる。 結果として本シリーズは、それまでバーチャシリーズが担っていた「内製3DCG基板のショーケース」という役目も引き継ぐことになった。 多彩な収録楽曲 収録曲は、稼動当初の時点では全40曲だった。うち31曲はPSP版一作目よりの移植であり、9曲が新規収録曲であった。 新規曲のうち特に喜ばれたのは、鏡音リンが歌う「孤独の果て」と巡音ルカが歌う「星屑ユートピア」である。本作の稼動開始はPSP版『2nd』発売よりも前のことであり、初音ミク以外のボーカロイド曲をプレイする機会は、この時点ではこれだけだったのだ(*3)。 「孤独の果て」のPVが、ニコニコ動画で発表されたPVを忠実に再現した内容であったことも話題となった。 その後は1~2ヶ月に一回、1~5曲程度のペースで新曲が配信され、最終的には全部で142曲となった(『Future Tone』リリース直前の、2013年10月10日追加楽曲までの総数)。 追加された楽曲にはPSP版『2nd』『extend』等からの移植曲の他、新規収録曲、コンテスト採用曲もある。自社アーティストの書下ろしは殆どないが、往年のセガのアーケードゲームのBGMをアレンジした楽曲も収録され、話題を呼んだ。(*4) 曲と同様に、モジュール(PV上の表示キャラクターやその服装)も新しいものが次々と追加されている。これはプレイ結果に応じて手に入るVPというポイントを消費して購入することにより変更可能となる(モジュールの自在な変更は、ICカードでのプレイデータ保存が必須となる)。 特殊な条件を満たさないとプレイできない「隠し曲」は一切無い。また今までアップデートに際して曲が削除されたこともない(*5)。 隠し曲がないため、すべての曲のすべての難易度が、誰にでも(たとえICカードを使用しなくても)プレイ可能である。 他の音ゲーが楽曲の削除・復活や隠し曲の解禁条件などでプレイヤーを一喜一憂させているのに対して、本作の隠し曲なし・削除なしというスタンスは独特であり、ファンから好意的に受け止められている(*6)。 ヘッドホン端子標準装備 稼働当初から、筐体にヘッドホン端子が標準装備されている。 今でこそ、音ゲーのみならずヘッドホン端子装備のゲームは増えつつあるが、これが出た当初はほとんどなく(これ以前は筐体を改造するか、ネオジオのMVS筐体や一部ゲームなどに限られていた)、これも出た当初は画期的であった。このおかげで、音が聞こえにくいという問題を解消している。 賛否両論点 HOLDの「攻略ルートの模索」 他音ゲーやPSP版と趣を異にする点に、わざと単発マークを無視してでもHOLDを継続したほうがスコアが高くなる場合がありうるという事実がある。これは「捨てノーツ」と呼ばれ、スコアにこだわる熟練プレイヤーの注目の的となっている。 それに加えて「HOLD切り替え」というテクニックも存在する。文章で説明するのがやや難しいのだが、例としてはHOLDが2個以上存在する場合に、その2つのHOLDを同時に取ることをせず、敢えて1つ目のHOLD継続を切ってから2つ目のHOLDを取り直すことにより、結果的にHOLDをより長く持続させる、といったものである。 原則として音ゲーとは、お手本通りに正確に操作するゲームであり、PSP版もその例に漏れないものであった。しかし本作はプレイヤーの創意工夫によって、そのお手本に沿わぬプレイが数値上で上回る余地を設けられているのだ。 その結果、高得点を得るための、いわゆる「ルート」が仲間内やネット上で激しく議論されている。一方で自力で「ルート」を見つけ出し、それが世に広まる事を防ごうと試みるプレイヤーもいる(もちろん己がランキングの上位に君臨するためである)。「攻略ルートを模索する」という他の音ゲーにない要素は本作の大きな特徴である。 「攻略ルートの模索」という要素に対して、否定的な印象を持っている人もいる。 曲によっては、譜面通りに正確に叩く「PERFECT」プレイではなく、先述の「捨てノーツ」や「HOLD切り替え」といった独特のテクニックを用いなければランキング上位入りが望めない場合もある。これらの譜面でハイスコアランキングに名を連ねるためには、プレイ動画を必死に見つめて捨てノーツやHOLD切り替えの余地を探し出し、それが実際にスコア向上に貢献するのか理論値を算出しなければならないのだ。このような行為はおよそ「音ゲーで遊ぶ」という言葉とは程遠いものであり、まるでアクションパズルを解いているかのようである。他の音ゲーとあまりにもかけ離れているランキング争いの現状に戸惑いをおぼえ、批判の声をあげている者もいる。 そういった声に応じたのか、後に、操作精度の比重が高い「達成率ランキング」や、純粋に操作精度を競う「COOL率ランキング」も追加された。 他の音ゲーでは1クレジットで3曲以上遊べる例が多く、また筐体の設定次第で変更もできるが、本作は2曲(通常モード)もしくは1曲(途中ゲームオーバーが起こらない完奏モード)のみであり、お店の判断で設定変更することもできない。そのせいで他の音ゲーよりも1プレイの時間が短いような印象を受ける。 ただし、本作では曲の長さが他の音ゲーと比べて長い傾向にあり(*7)、実際のプレイ時間はそれほど差異はない。 しかしSEGAも2曲設定は短いと判断したためか2016年10月の上旬から全国の筐体で3曲設定が出来るようになった。 問題点 PSP版の問題点の多くは本作にも引き継がれている。「オブジェクトがPVにまぎれて見づらい場合がある」「初見殺しの譜面が珍しくない」などである。 他の音ゲーでも珍しくない現象ではあるが、本作は特に難易度表示があてにならず、実情に即していない例が目立っている。 本作には、ナンセンスなほど簡単な譜面から絶望的なまでに難しい譜面まで実に幅広い難易度の譜面が収録されている。それは良いことなのだが、これらの全難易度の譜面を統合して9段階で表示しているため、高難易度において表示が目安にならない状況が頻発している。 初心者用から上級者用まで幅広く用意された数多い譜面数に対して、わずか9段階の表示では対応しきれないのは明白である。ある曲は難易度☆9と表示されているのに、どう見ても別の難易度☆8の曲の方が難しいといった例も珍しくない。このため表記以上の高難易度譜面(俗に言う難易度詐称)に出くわして全く歯が立たず、あえなくゲームオーバーを迎えてしまうといった光景も散見される。 もっとも、そのような詐称譜面は特に最高難易度であるEXTREMEで顕著であり、それに挑む上級者はネット等で情報収集している場合が多いため、初心者にとって深刻な問題にはなりにくいのだが。 また、相次ぐ新曲の追加によって高難易度の譜面が増えてきている一方で、稼動当初から存在していた曲の難易度表記が修正されたことがこれまで一度もなかったため、初期曲と最新曲とで基準の食い違いが生じているのも一因である。難易度表記の全面的な見直しが必要だと考えているプレイヤーは多い。 その後、続編『Future Tone』への移行の際に、ようやく難易度表記の見直しが行われた。 ちなみに本作は他の音楽ゲームと比べても、譜面以外での要素による難易度もかなり厳しい。コンボが繋がる判定の幅が最も小さいことに加え、ミスによってなくなるとゲームオーバーになるLIFEゲージの減少幅も(後の『DJMAX TECHNIKA』ほどではなかったものの)かなり大きい。特にEXTREMEでの見逃しミスによるLIFE減少幅は、本作登場からかなり後になって『beatmania IIDXシリーズ』に導入された「EX-HARD」オプション使用時のゲージの減少幅とほぼ同等であった。 VPを貯めづらく、一回のプレイで入手できるポイントは一桁。(最大8VPまで) 上記のように特定条件下である程度入手できる機会は増えているものの、 一部の水着モジュールは1000VP、アクセサリー「ミクダヨー」は1500VPも必要とする 為、入手にはかなりの費用がかかってしまう。 総評 数ある音ゲーの中でも異色な扱いを受けることが多いが、簡単な操作・魅力的でバリエーションに飛んだキャラクター・曲のジャンルの豊富さなど、多くの魅力を備えている。 また『SOUND VOLTEX』などにも見られるプレイヤー参加型のゲーム制作姿勢を、最初に打ち出した音ゲーである点も特筆に値するだろう。 一見さんには絵柄やシステムから遊びづらい面があるかもしれないが、基本ルール自体は単純。テーマこそ一貫しているがその幅は広く、誰もが自分の好きな曲に巡り会える可能性を持っている。 食わず嫌いをせず、是非とも一度は遊んでいただきたい。 バージョンアップや続編について 本作は「新作」としてナンバリングが更新されることはないが、オンラインアップデートにより、一定のペースでユーザーインターフェースなどの改善が行われている。2011年1月27日に、メジャーバージョンアップである「Version A」がリリース。2体のボーカロイドによるデュエット曲が追加され、PSP版『2nd』からの楽曲が順次移植されているなど、あらゆる面でより充実した内容となった。2012年7月には、2度目のメジャーバージョンアップ「Version B」がリリース。ゲーム内容に大きな変化はないが、筐体や画面のカラーデザインが一新され、「ライバル機能」や「PV撮影機能」などいくつかの機能が追加されている。 2013年11月21日、新基板を用いた続編『初音ミク Project DIVA Arcade Future Tone』がリリース。これにともない本作は基本的に稼働終了となり、すべての筐体が『Future Tone』へと改修された。 余談 公式サイトの曲リストのスクリーンショットの選曲時間の表示は稼働初期はバラバラだったのが、無印Ver.A以降は39秒(=ミクの語呂合わせ)に統一されている。 スカートを穿いたモジュールが多いためパンチラしやすい。足を大きく上げる動作のある楽曲ではパンツが見えてしまうため気にして悪い評価を出してしまう事がある。 なかでも鏡音リンモジュール「リアクター」は他のモジュールと比べてスカートが短くパンチラしやすい。特に『DYE』のPVでは開幕でパンチラしてしまっている。 ちなみに家庭用DIVAシリーズでもスカートの短さはそのままである。 ちなみに一部楽曲はアップデートでPVが微妙に変更され、パンチラが少なくなっている。 2012年12月にリリースされた「Version B REVISION2」では「PVチェンジ」という機能が追加された。 PVの内容がPSP版のものになるというものなのだが、対応している楽曲が「えれくとりっく・えんじぇぅ」「金の聖夜霜雪に朽ちて」の2曲だけと少ない。 その後『Future Tone』では「Nostalogic」「千本桜 -F edition-」の2曲も対応しているが、こちらはPVではなくボーカルが変更される。
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はつねみく -Project DIVA Arcade- Original Song Collection Vol.3【登録タグ 40㍍PCD CD CDは CDコンピレーション KouheiCD LemmCD OSTER projectCD millstonesCD orangeCD otetsuCD しばいぬCD ぢゅ(メラゾーマP)CD てぃあらCD なるしまたかしCD ねこぼーろCD のぼる↑CD ゆうゆCD ゆよゆっぺCD ジミーサムPCD ナイーヴPCD ポン酢PCD 全国配信 新城PCD 曲者PCD 田中BCD 糞田舎PCD】 前作 本作 次作 初音ミク -Project DIVA- F Complete Collection 初音ミク -Project DIVA Arcade- Original Song Collection Vol.3 初音ミク -Project DIVA- X Complete Collection OSTER project ジミーサムP 40㍍P ぢゅ(メラゾーマP) てぃあら しばいぬ なるしまたかし ゆよゆっぺ のぼる↑ millstones 糞田舎P otetsu 田中B ねこぼーろ 新城P ゆうゆ Lemm ナイーヴP Kouhei(K s Sound Project) orange 川口博史 ポン酢P 曲者P 発売:2013年12月18日 価格:¥2,300(税込) 流通:全国 レーベル due CD紹介 アーケードゲーム「初音ミク -Project DIVA Arcade-」の公式コンピレーション第3弾。 「初音ミク -Project DIVA Arcade- Original Song Collection Vol.2」以降に追加された楽曲を中心に、ゲームサイズで収録。 ブックレットには「譜面攻略アドバイス」を掲載。ゲームで使用できるオリジナルアイテム受け取り用シリアルナンバーを同封。 曲目 on the rocks / OSTER project feat. MEIKO、KAITO No Logic / ジミーサムP feat. 巡音ルカ 妄想スケッチ / 40mP feat. 初音ミク フランシスカ Episode DIVA / ぢゅ@メラゾーマP feat. 鏡音リン 悠久-Song of Eternity-DIVAMIX- / てぃあら feat. 初音ミク slump / しばいぬ feat. 初音ミク、巡音ルカ Gothic and Loneliness ~I'm the very DIVA~ / なるしまたかし feat. 鏡音リン Leia / ゆよゆっぺ feat. 巡音ルカ 白い雪のプリンセスは / のぼる↑ feat. 初音ミク キップル・インダストリー / millstones feat. 初音ミク ネコミミアーカイブ / 糞田舎P feat. 初音ミク ブラックゴールド / otetsu feat. 巡音ルカ 深海シティアンダーグラウンド / 田中B feat. 鏡音リン ふたりで。 / ねこぼーろ feat. 初音ミク Rosary Pale / 新城P feat. KAITO 深海少女 / ゆうゆ feat. 初音ミク Absolunote (Short Duration ver.) / Lemm feat. 初音ミク ルシッドドリーミング / くぇ(ナイーヴP) feat. 初音ミク アウト オブ エデン / kouhei/orange feat. 鏡音レン AFTER BURNER / Hal feat. MEIKO LIKE THE WIND / Kusemono(SWANTONE) feat. 鏡音リン リンク amazon due コメント LTWェ… パレェ入るから我慢するか -- 名無しさん (2013-10-11 18 04 10) いやまだどう見ても23曲じゃないでしょ -- 名無しさん (2013-10-11 23 12 56) ↑(数えてみたら本当だ) -- 名無しさん (2013-10-12 10 22 58) この頃maimaiとか太鼓にプレイヤー分散してるから以前よりは売れ行き良くなかったりして…なんてね -- 君こそがマズルカの恋人 (2013-10-15 18 20 33) 今日発表された曲などを含めて23曲になるんですね -- 名無しさん (2013-10-18 18 23 30) 虻とおでん楽しみですねえ。 -- 名無しさん (2013-11-01 21 29 03) リンクのdue見たら22曲集録予定ってあったのだけど・・・ -- 名無しさん (2013-11-01 22 22 15) 名前 コメント
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初音ミク Project DIVA エピソード 1st Music 2nd Music 3rd Music 4th Music